いざブログを書こう!と思ったけど…
何から始めたらいいの?初心者にもわかるように教えてほしい!
この記事ではこのような疑問にお答えます。
本記事の内容
- ブログのコンセプトの重要性
- ペルソナ設定はしなくていい
- SEOは意識しない
- 1記事1テーマの原則
- 記事の構成
ユーザーにとって役立つ記事を書くためには、しっかりと準備することが大切です。
読者が何に困っているのかを知り、どのように伝えるとユーザーにとってわかりやすいかを考えましょう。
「いい記事を書くためには、事前準備」がとても重要です。
では、始めましょう。
目次
ブログのコンセプトを決める
まず、大事なのはブログのコンセプトを決めることです。
コンセプトとは、「誰に何を教えるためのブログか」ということ。
ブログの方向性のことです。
私の場合、「仮想通貨を初めて始めたいと考えてる人に、web3の基礎知識を、小学生でもわかるよう噛み砕いて教える」をコンセプトにしています。
他にも「英語学習に困っている人に勉強法を教える」や「文章力が無いと困っている人に伝わる文章の書き方を教える」などが考えられますね。
コンセプトを決めることで、伝えたいことがブレず、読者にとって有益なブログになります。
コンセプトは自由に組み合わせ可能です。
例えば、「仕事で悩んでいる人に転職の仕方を教える」や「仕事で困っている人に対人関係スキルを教える」など、同じターゲットでも教える内容が変わるとコンセプトも変わります。
また、コンセプトは広げたり狭めたりすることもできます。
たとえば、「仕事で悩む人に自由な生き方を教える」とすれば、起業、メンタル、転職など多くのジャンルを含む広いコンセプトになります。
コンセプトの決め方
決め方は人それぞれですが、大切なのは以下の3つを意識すること。
- 自分が興味のあること
- 自分が学びたいと思うこと
- 助けたい人を考えること
また、どうしてもコンセプトが決まらない時は、人間の欲求を考えるのも良い方法です。
アルダファーのERG理論によると、人間の欲求は「生存欲求」「人間関係の欲求」「成長欲求」の3つに分けられます。
生存欲求とは「金銭欲」「食欲」「性欲」「睡眠欲」などの生きるために必要なものを満たすための欲求です。
生き延びるための欲求なので非常に強い欲求です。だからこそ、お金、食べ物、性、睡眠などのジャンルはよくお金が動くジャンルなんです。ジャンルはさらに細分化できます。
例えば「お金」は、副業、起業、FX、競馬、暗号通貨、マーケティング、集客などに細分化できます。こうやってジャンルを細分化し、特定のジャンルに特化していくことができます。
人間関係の欲求とは「恋愛」「結婚」「上司や部下との関係」「子供とのコミュニケーション」「離婚」「介護」などが考えられます。
人間関係の悩みを、占い、カウンセリング、スピリチュアルで解決しようと考える人も多いので、それらのジャンルもお金がよく動く市場です。
Growth(成長):成長欲求とは何かというと「資格」「ビジネス」「趣味」「ダイエット」「筋トレ」「語学」などが挙げられます。
まずはこうした人間の欲求を理解し、ブログのコンセプトを考えるのもおすすめです。
コンセプトの調整
ブログを運営しているうちに、コンセプトが少し変わることもあります。
だから、最初は完璧でなくても大丈夫です。まずは気軽にコンセプトを決めて、ブログを書き始めてみましょう。そして、運営しながら少しずつ調整していけばいいんです。
ペルソナ設定はしなくていい!?
一般的に、ブログやコピーライティングでは、「1人の人に向けて書くといい」と言われます。
これは間違いではないですが、初心者はペルソナ設定を間違えやすいので、設定しないのがおすすめです。
ペルソナとは、ある特定の人のこと。
例えば「35歳の女性で、3人家族で、登山が趣味の人」など、具体的な設定が必要です。
でも、ここでよくある間違いは、現実離れした想像でペルソナを作ってしまうこと。
これではリアルなターゲットには届きません。
じゃあ、どうするかというと、キーワードや悩みから考える方法があります。
例えば、「ブログのアクセスが少ない」と悩んでいる人は、「ブログアクセス増えない」「ブログのアクセスを増やしたい」「ブログで月1万アクセス達成するには?」など、実際にGoogleで検索しそうな言葉を考えてみるんです。
こうすると、実際に悩んでいる人のニーズに合った内容を書くことができます。
ブログ運営は航海のようなもの
ブログを運営していくと、最初の方向性が少しずつ変わることもあります。
だから、最初から細かくターゲットを決めすぎなくても大丈夫です。
ブログ運営は、航海するときの羅針盤のようなものです。
大まかな方向を決めて出港し、途中で障害物があれば迂回する。
そして、また方向を確認して進む、この繰り返しです。
最初から細かく決めたとしても、途中で方向性を変えたくなることがあります。
その時は、どんどん方向を変えてもいいんです。
だから、ペルソナなど細かいことを決めなくても大丈夫。
ざっくりと方向性を決めて、進んでみて、必要に応じて柔軟に微調整していけばいいんです。
SEOは意識しない
SEOとは、Googleで自分のブログを上の方に表示させるための技術のことです。
Googleがどのブログを上に表示させるかは、ライバルと比べてどちらがいいブログかで決まるんです。
では、どうやったらライバルよりいいブログになれるかと言うと、これが難しいんです。
Googleがどんなブログをいいと思うかの基準は200以上あって、それは公表されていません。
だから、「こうすれば絶対上位表示されるよ!」という方法はないんです。
それに、Googleはいつもアルゴリズム(ブログを評価するルール)を変えているので、その都度、SEOの方法も変わってきます。
だから、SEOのテクニックだけを追いかけるのは、あまり意味がないんです。
それよりも大切なのは、読者にとって価値のある情報を提供することです。
たとえば、自分の経験を書くのも非常に価値ある情報です。
あなたにしか書けない内容ですからね。
読者が求めていることを考えて、新しい価値を提供する。これが何より大事です。
Googleを攻略することよりも、読者に役立つコンテンツを作りましょう。
そうすると、たとえアクセスが少なくても、読者が求める濃い情報を提供できるので、徐々にファンがついてきます。
1記事1テーマの原則
「1記事1テーマの原則」とは、1つのブログ記事で伝えることは1つに絞るということです。
なぜこれが大事かというと、記事内容がわかりやすくなるからです。
ブログを書くとき、「この記事で何を伝えたいか」をはっきりさせることが大切です。
例えば、あなたが「ブログで収益を上げる方法を教えるブログ」を書いているとしましょう。
その中で、ライティングのコツについて書くときも、テーマを絞る必要があります。
たとえば、ライティングにはいろんなことがありますよね。
- 心理テクニック
- コピーライティングのコツ
- 接続詞の使い方
- Webライティングの特徴
- ブログの収益化方法
- プロフィールの書き方
- ファンを増やす方法
これらのテーマは、それぞれ別の記事で詳しく書くべきです。なぜかというと、1つのテーマに絞ったほうが、読者は「この人はこの話題に詳しいな」と思って、信頼してくれるからです。
そして、読者が信頼してくれれば、ファンになってくれる可能性が高くなります。ファンが増えるということは、そのブログの収益も増えるということです。
テーマを絞り、そのテーマについて詳しく、わかりやすく書くことが大事ですよ。
記事の構成パターン
記事を書くとき、一番最初に何をするかというと、記事全体の「設計図」を作ることです。
ブログ記事をどう組み立てるかを考えることです。
ブログ記事には、いくつかの大事なパーツがあります。
- 記事タイトル
- イントロダクション(はじめに)
- 見出し1
- 見出し2
- 見出し3
- まとめ
まず、記事タイトルです。
これはとっても大事です。
なぜなら、読者が「これは読みたい!」と思うかどうかは、タイトルで決まるからです。
例えば、「ブログで月100万円稼ぐ方法」とか、「たった3日で成果を出す勉強法」といった、興味を引くようなフレーズがいいですね。
次にイントロダクションです。
これは映画の予告編みたいなもので、「この記事を読めばこんなに役に立つよ」と読者に教える部分です。200文字から300文字くらいで、この記事のメリットを具体的に説明します。
そして、見出し1からが本編です。
ここでは、読者が一番知りたいことをガッツリ答えます。
例えば、「ブログのアクセスを増やす具体的な5ステップ」とかですね。
見出し2以降では、もう少し深く、読者が知らなかったかもしれない情報を提供します。
これが「裏ニーズ」に対応する部分です。
例えば、「アクセスが少ないブログでも収益を上げる方法」といった内容です。
見出し3以降も同じように、さらに違う情報を提供して、記事に厚みを出します。
最後に、「まとめ」で、記事全体を通して伝えたかったことをまとめます。
このように、タイトル、イントロダクション、見出し、まとめをきちんと設計してから書き始めると、書くのが早くなりますし、途中で迷わずに済みます。
実際の記事の書き方については以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
この記事のまとめ
- ブログのコンセプトの重要性:
ブログの方向性を示す「誰に何を教えるか」というコンセプトが重要
人間の基本的な欲求からコンセプトを決める - ペルソナ設定はしなくていい:
初心者は具体的なペルソナ設定を避け、より広いターゲットに向けて書く - SEOは意識しない:
SEO技術よりも読者に価値ある情報を提供することに重点を置く - 1記事1テーマの原則:
記事は1つのテーマに絞り、内容を明確にする - 記事の構成:
タイトル、イントロダクション、見出し、まとめを含む明確な構造を持つ記事を作成する
今回は、これでブログライティングの事前準備についての説明してきました。
ブログを書く前の準備が実はとても大事なんです。
この準備をしておくと、いい記事が書けるようになるので、ぜひ試してみてくださいね。