バイナンスってどんな取引所?
口座の登録方法や使い方を知りたい!
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
今回は、バイナンスの特徴や注意点、手数料、登録方法、仮想通貨の購入方法を解説します。
この記事では、バイナンスについて画像付きで詳しく解説しているので、これから口座開設をしようと考えている方はぜひご覧ください。
目次
Binance(バイナンス)の特徴
バイナンスは、香港で設立された仮想通貨取引所です。
世界最大の取引量や、1億2千万人のユーザー数を誇ります。
その特徴は以下のとおりです。
- 取扱通貨が350種類以上
- 最大125倍のレバレッジが可能
- 多様なサービスを提供
- 日本語対応
それぞれ詳しく説明します。
取扱通貨が350種類以上
バイナンスでは、350種類以上の仮想通貨を取り扱っています。
国内の取引所では多くて20種類ほどなので、その多さは比較になりません。
国内では取扱いがない仮想通貨を購入したい場合、バイナンスであれば購入できる可能性が高いでしょう。
最大125倍のレバレッジが可能
バイナンスでは、最大125倍のレバレッジ取引が可能です。
国内の取引所では最大2倍なので、こちらも倍率の高さは比較になりません。
ただし、通貨や取引方法、登録からの日数によって、レバレッジ率の制限があります。
多様なサービスを提供
バイナンスでは、多様な取引方法やサービスを提供しています。
主なものは以下のとおりです。
- 現物取引
- コンバート
- レバレッジ取引・先物取引
- P2P取引
- スワップ
- ステーキング
- NFTマーケットプレイス など
初心者から上級者まで、あらゆるユーザーが利用しやすい環境となっています。
日本語に対応
バイナンスは、海外の仮想通貨取引所ですが、日本語に対応しています。
HPだけでなく、取引画面も日本語で確認できるので、安心して利用できます。
英語がわからない場合、その都度、翻訳するのは相当な手間ですよね。
日本語対応は大きな魅力の一つです。
Binance(バイナンス)の注意点
バイナンスの注意点は、以下のとおりです。
- 日本円で入出金できない
- 金融庁の登録を受けていない
こちらも詳しく説明します。
日本円で入出金できない
バイナンスは、日本円での入出金はできません。
そのため、国内取引所で仮想通貨を購入し、送金する必要があります。
仮想通貨の送金には一定の手間や時間がかかるので、不便に感じるかもしれません。
ただ、慣れてしまえばそこまで大きな負担にはならないと思います。
クレジットカードでの購入も可能ですが、手数料が割高なのでおすすめはしません。
金融庁の登録を受けていない
日本国内で仮想通貨取引所を運営するには、金融庁の登録が必要です。
しかし、バイナンスは金融庁の登録を受けていません。
無登録で日本人にサービスを提供していることから、過去に金融庁から二度警告も受けています。
そんな取引所を利用しても大丈夫なの…?と不安になる方もいると思いますが、現時点で日本人がバイナンスを利用することに違法性はありません。
責任を問われるのは業者です。
ただ、金融庁が規制を強化した場合は、日本人はバイナンスを利用できなくなる可能性があります。
バイナンスが日本から撤退する可能性もゼロではありません。
リスクを理解した上で、バイナンスを利用するとよいでしょう。
Binance(バイナンス)の手数料
バイナンスの主な手数料は、以下のとおりです。
手続き | 手数料 |
---|---|
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 通貨により異なる |
取引所手数料 | 0.1% |
入金手数料
バイナンスの入金手数料は無料です。
出金手数料
バイナンスの出金手数料は、通貨により異なります。
無料の通貨もあります。
取引所手数料
バイナンスの取引所手数料は、現物取引のMaker・Takerともに一律0.1%です。
安価かつわかりやすい設定となっています。
BNB(バイナンスコイン)を利用すると、取引手数料が25%割引となるのでお得に取引できます。
その他にも、BNBの保有量やBUSDの取引量によって、取引手数料の割引があります。
詳しい手数料は、公式サイトをご確認ください。
» Binance公式サイト
Binance(バイナンス)の口座開設・登録方法
バイナンスの口座開設は、以下の手順です。
- メールアドレスとパスワードの登録
- メール認証
- 本人認証
- 2段階認証の設定
※掲載情報や画像は2022年10月時点のものです。
私が口座開設したときは、申込から審査完了まで10分程度でした。
なお、以下の招待リンクから登録すると、取引手数料が10%割引になります。
ぜひご活用ください!
» バイナンス公式サイト(招待リンク)
バイナンス招待ID:NBZDNJBB
※上記リンクから登録した場合、招待IDは登録済みです。
招待コードが入っていない場合は、こちらのIDを入力してください。
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1メールアドレスとパスワードの登録
1メールアドレスとパスワードの登録
バイナンスの公式サイトにアクセスし、「電話またはメールで登録します」をクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力します。
利用規約とプライバシーポリシーの同意にチェックして「個人アカウントの作成」をクリックします。
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2メール認証
2メール認証
登録したアドレスに6桁の認証コードが届くので、入力して「提出」をクリックします。
step
3本人認証
3本人認証
本人認証に進むので、「今すぐ確認する」をクリックします。
居住国を選択して「次へ」→ 国籍・名・姓・誕生日を入力して「はい」→ 住所・郵便番号・市を入力して「はい」をクリックします。
本人確認書類の発行国・種類を選択して「はい」をクリック。
本人確認書類は以下の3つから選択できます。
- IDカード
- パスポート
- 運転免許証(推奨)
ここでは運転免許証を選択した場合で説明します。
ドキュメント認証の画面で、運転免許証をアップロードしましょう。
パソコンで作業していた場合は「私の端末にはカメラが付いていません」をクリック。
スマホアプリのQRコードが表示されるので、アプリをダウンロードします。
スマホアプリをダウンロードしたら、先ほど登録したメールアドレス・パスワードでログイン。
指示に従って、本人確認書類・自分の顔を撮影します。
「認証成功」の画面が出たら、申込完了です。
バイビットから口座開設完了のメールが届くまで待ちます。
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42段階認証の設定
42段階認証の設定
口座開設が完了したら、セキュリティ強化のため2段階認証を必ず設定しましょう。
バイナンスにログイン→右上のアカウント→「セキュリティ」→「バイナンス/Google認証」の横の「有効化」をクリック。
アプリは「バイナンス認証機能」か「Google認証」のいずれかを選択できます。
認証アプリをお持ちでない方はダウンロードしてください。
ここでは「Google認証」(Google Authenticator)で説明します。
「次へ」をクリックするとQRコードが表示されます。
Google認証アプリを開き、右下の+マーク→「QRコードをスキャン」を選択します。
カメラが起動するのでQRコードを読み取ると、自動で「Binance.com」のアカウントが追加されます。
バイナンスに戻り、「次へ」をクリックすると、バックアップキーを保存するよう指示があります。
メモなどをして安全な場所に保存しましょう。
メール認証の「コードを取得」をクリックして、アドレスに届いた認証コードを入力します。
Google認証アプリを再び開き、画面に表示されている認証コードを入力し、「次へ」をクリックしたら設定完了です。
フィッシング詐欺対策もしたい方
さらにフィッシング詐欺対策をしたい方は、「セキュリティ」→「フィッシング詐欺対策コード」の横の「有効化」をクリック。
「フィッシング対策コードを作成する」をクリック→ 任意の4~20文字を入力して「提出」をクリック。
Google認証の6桁のコードを入力したら、設定完了です。
今後、バイナンスからのメールには、設定したコードが表示されるので、詐欺メールとの区別に役立ちます。
Binance(バイナンス)の使い方
ここからは、バイナンスの使い方を解説します。
口座開設が完了したら、バイナンスに入金し、仮想通貨を購入してみましょう。
バイナンスへの入金方法は、主に以下の2つがあります。
- 国内取引所から仮想通貨を送金
- クレジットカード
クレジットカードは手数料が高いので、今回は国内取引所からの送金方法を説明します。
手順は以下のとおりです。
- 国内取引所で仮想通貨を購入
- 購入した仮想通貨をバイナンスに送金
- バイナンスで仮想通貨を購入
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1国内取引所で仮想通貨を購入
1国内取引所で仮想通貨を購入
まずは国内取引所で仮想通貨を購入します。
購入する通貨・取引所は何でも大丈夫ですが、なるべく送金手数料が安いものを選びましょう。
ビットフライヤーはXRP(リップル)の送金手数料が無料です。口座開設・仮想通貨を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
bitFlyer(ビットフライヤー)とは?特徴や注意点を解説!
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2購入した仮想通貨をバイナンスに送金
2購入した仮想通貨をバイナンスに送金
仮想通貨を購入できたら、バイナンスに送金します。
まずは、バイナンスの入金用アドレスを確認しましょう。
右上のアカウント→「ウォレット」→「ウォレット概要」→ 仮想通貨の「入金」をクリックします。
次の画面で、入金する通貨・ネットワークを選択して「OK」をクリックします。
アドレスが表示されるので、国内取引所の送金画面にコピペして送金しましょう。
通貨によっては、アドレスと一緒にメモ/タグが表示されるものがあります。
その場合、メモ/タグも送金画面にコピペしてください。
入力を間違えると、送金したコインを失うことになるので注意してください。
XRPは、アドレスとメモの両方の貼り付けが必要です。
バイナンスのウォレットで着金を確認できたら、送金完了です。
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3バイナンスで仮想通貨を購入
3バイナンスで仮想通貨を購入
バイナンスに送金できたら、仮想通貨を購入します。
購入方法はいくつかありますが、今回は、手数料が安い現物取引で説明します。
例として、送金したXRP(リップル)でBNB(バイナンスコイン)を購入します。
サイト上部のタブから「トレード」→「現物」をクリックします。
検索窓で「XRP」と検索し、「XRP/BNB」のペアを選択。左上の表示が「XRP/BNB」に変わったことを確認します。
画面を下にスクロールすると、取引の欄があります。
「現物」を選択し、「指値」or「成行」など注文方法を選びます。
「指値」なら数量と金額、「成行」なら数量を入力し、「売却XRP」をクリックすれば購入完了です。
参考:Binance Convertでの取引
参考に、現物取引よりシンプルな画面で簡単に購入できる「Binance Convert」という取引方法もあります。
取引手数料は無料ですが、スプレッド(売値と買値の差)があるので、基本的に現物取引よりも高いコストがかかります。
ただ、画面や操作方法がとてもわかりやすく、より簡単に購入できると思います。
少額から取引できるので、端数で残ってしまった仮想通貨を交換したい場合などに活用できます。
まとめ
今回は、バイナンスの特徴や注意点、手数料、登録方法、仮想通貨の購入方法を解説しました。
最後に記事のポイントをまとめます。
- バイナンスは、取引量世界No.1を誇る海外の仮想通貨取引所
- 取扱通貨は350種類以上、レバレッジは最大125倍など、国内取引所より幅広い取引が可能
- 金融庁の登録は受けていないが、現状では日本人も利用可能
- バイナンスの利用には、国内取引所からの送金がおすすめ
バイナンスは、国内取引所では取扱いのない仮想通貨を購入できる点が最大の魅力でしょう。
ただ、日本円は取扱いがないので、入金時は、国内取引所などから仮想通貨を送金する必要があります。
この機会に、海外取引所とあわせて、XRPの送金手数料が無料の国内取引所ビットフライヤーで口座開設してみましょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)とは?特徴や注意点を解説!
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