ブログの最初の1記事って何を書けばいいの?
余計な回り道はしたくないので、書き方を教えてほしい!
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 最初のブログ記事で自己紹介を書いてはいけない
- 最初のブログ記事の書き方9ステップ
- 真に良質なブログ記事は面白くて、教育的
ここでは「初めてのブログ記事を書く方法」について学んでいきましょう。
目次
自己紹介は不要!?
ブログの最初の1記事目で、自己紹介や「私のブログへようこそ!」といった記事を書いてませんか?
厳しいことを言いますが、それ、誰も読みません。
もっと具体的な内容から始めましょう。
特定の狭いターゲット層(ニッチ層)に役立つトピックについて書くのです。
「え?多くの人が検索するトピックを選べば、読者が増えるんじゃないの?」
と思うかもしれません。
実は違います。
検索数の多いトピックは、既に企業の競合サイトによって多く取り上げられているため、あなたの記事が検索結果のトップページに表示されることはほぼ無いんです。
では、どうやってトピックを選べい、記事を書いていくのか、その具体的な手順を以降で詳しく解説してきますね。
最初の一記事目の書き方9ステップ
- 好きなトピック、知識があるトピックを選ぶ
- 検索ボリュームが少ないキーワードを選ぶ
- ユーザーの検索意図を理解する
- 選んだトピックに関連する質問や用語を検索
- 仮タイトルを考える
- 記事のアウトライン作成
- 魅力的な導入部を書く
- アウトラインに肉付けする
- 最初の投稿はできる限りの方法で宣伝する
①好きなトピック、知識があるトピックを選ぶ
例えば、あなたが小規模から大企業向けのCRMを販売する会社であれば、マーケティング、セールス、サービスチームを一つのソフトウェアで統合する重要性について書くかもしれません。
ただし、最初のブログ投稿で「ハウツー」記事を書くのは避けましょう。
なぜなら、あなたの信頼性がまだ確立されていないからです。
他人に何かを教える前に、あなたがその分野のリーダーであり、信頼できる情報源であることを示す必要があるのです。
例えば、配管工として初めての投稿を書く場合、最初に「バスルームの配管システムの交換方法」について書くのではなく、「モダンな蛇口のセットアップ」や「蛇口の故障を防いで顧客の家を救った成功体験」について書くことから始めます。
他にも、始めに書けるブログ投稿のタイプには以下のようなものがおすすめです。
- リスト(「リスティクル」):「漏れる蛇口を修理する5つの方法」
- キュレーション集:「今日検討すべき10の蛇口とシンクブランド」
- スライドシェアプレゼンテーション:「古いものと交換する5種類の蛇口(写真付き)」
- ニュース記事:「○○%の人々が十分に蛇口を交換していないという新しい研究」
ネタ切れしたら、ブレインストーミングしてみましょう。
既存のトピックから派生して、ユニークで魅力的な新しいトピックを考え出す方法です。これは以下のように行います:
- トピックの範囲を変更する
- 時間枠を調整する
- 新しい聴衆を選ぶ
- 肯定的/否定的なアプローチを取る
- 新しいフォーマットを導入する
「でもまだわからないよ…」
そんな方のためにアイデアを記事の最後で紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
②検索ボリュームが少ないキーワードを選ぶ
記事を書くときの鉄則、それが「低検索量のキーワードを選ぶ」ことです。
よく言う、ロングテールキーワードというやつです。
これは、あなたのブログ記事がGoogleでより上位表示されるための重要なステップですので、心して読んでください。
まず、「キーワード」とは何かというと、ユーザーがGoogleで何かを探すときに入力する単語のことです。
大切なのは、検索数が少ないキーワードを見つけること。
なぜかというと、少ない検索数のキーワードは、競争が少ないからです。
競争が少ないと、あなたのブログ記事がより簡単に見つけられるようになります。
では、どうやってこれらのキーワードを見つけるかというと、2つ方法があります。
1つは、頭の中でアイデアを思いつく「ブレインストーミング」という方法。
もう1つは、「キーワードリサーチ」と呼ばれる方法で、実際にどれくらいの人がそのトピックを探しているかを調べる方法のこと。
どちらもいいですが、圧倒的に後者の方法がブログ運営では定石です。
「キーワードリサーチ」は難しそうに聞こえるかもしれませんが、実はとても簡単です。
キーワードリサーチを始めるには、まずブログの一般的なトピックを考えます。
例えば、あなたが配管工であれば、トピックは「配管」(月間67,000回の検索)かもしれません。
次に、「Ahrefs」、「Moz」、「Ubersuggest」、「Wordtracker」などのキーワードリサーチツールを使って、この単語を入力します。
すると、関連するキーワードのリストが表示されます。
そのリストから、検索数が少ないものを選びます。
この例では、「キッチンシンクの下の配管」(月間1,400回の検索)を使います。
そのキーワードをもう一度ツールに入力して、関連キーワードを探します。
さらに検索数が少ないものを見つけます。
このプロセスを繰り返します。
この例では、「キッチンシンクの下の配管問題」(月間10回の検索)に決定します。これが私たちの最初の投稿のトピックです。
要するに、検索数が少なく、競争が少ないキーワードを選ぶことで、あなたの初めての投稿がより見つけやすくなるわけです。
③ユーザーの検索意図を理解する
では「ユーザーの検索意図を理解する方法」について学んでいきましょう。
これは、SEOを意識したブログを書く上で非常に大切なステップですので、ぜひマスターしましょう。
そもそも、「ユーザーの検索意図」とは何でしょうか?
例えば、「キッチンシンクの下の配管問題」というキーワードで検索する人は、取扱い説明や図解、または問題を解決する製品を探しているかもしれません。
もし彼らが最初の2つ(取扱い説明、図解)を求めているなら、その内容を盛り込むことで、あなたのブログ記事は検索にあがってきます。
しかし、その人が製品を探している場合は違い、あなたのブログ記事は上位に表示されないかもしれません。
これがユーザーの検索意図です
では、どうやって検索意図を確認するのでしょうか?
簡単です。
そのキーワードをGoogleで検索して、結果を見てみましょう。
他の記事やブログ投稿がそのキーワードで上位に表示されていれば、大丈夫です。
しかし、製品ページや大手出版社のリスティクル(リスト記事)しか見つからない場合は、最初の投稿でカバーする新しいトピックを探しましょう。
例として、「バスルームのシンク下の配管」(月間30回の検索)を考えてみます。
これは月間検索回数が少ないので、ちょうどいいのでは!と思えました。
しかし、このキーワードをGoogleで検索すると、商品のカルーセル、ホームデポやローズの製品ページ、大手出版社によるガイドが表示されました。(大手出版社によって既にカバーされているトピックも、当面は避けた方が良いでしょう。)
要するに、低検索量のトピックについて最初のブログ投稿を書く前に、キーワードをGoogleで検索してユーザーの意図を確認してください。
また、そのトピックについてこれまでに書かれている内容もチェックしましょう。
大手ブランドが書いている場合は、別のトピックについて書くことを考えてみてください。
④選んだトピックに関連する質問や用語を検索
「トピックに関連する質問や用語を見つける方法」について学びましょう。
これは、SEOを意識したブログを書く上で役立つステップです。
さて、ここまでですでにユニークなトピックを選んでいますね。でも、それだけじゃなく、関連するトピックについても書くことで、記事をより充実させることができます。
関連する質問や用語を見つけるためには、次のサイトを使いましょう:
- Yahoo知恵袋: キーワードを入力すると、その用語に関連する質問のリストが表示されます。
- Google予測検索: キーワードを検索して、予測検索に出てくるキーワードを確認しましょう。
また、第1ステップで紹介したキーワードリサーチツールも役立ちます。これらのツールを使って、関連する質問や用語を見つけることができます。
このように、関連する質問や用語を見つけて、ブログ記事をもっと充実させましょう。
これがSEOにも良い影響を与えるんです。
⑤仮タイトルを考える
ブログ記事のための仮タイトルをつける方法がおすすめです。
これは、SEOを意識したブログを書くときにとても役立ちます。
「仮タイトル」とは何かというと、その名のとおり、書きたいトピックにアプローチするための仮のタイトルのことです。
このタイトルは、記事を書く際に焦点を絞るのに役立ちます。
例えば、「漏れる蛇口を修理するための道具」や「漏れる蛇口の一般的な原因」といったタイトルを考えるかもしれません。
仮タイトルは具体的で、記事の指針となり、書き始めることができます。
実際の記事を例に取ってみましょう。「次のブログ投稿のためのしっかりしたトピックを選ぶ方法」というタイトルの記事です。
このタイトルは適切ですよね?
この場合のトピックはおそらく「ブログ」だったでしょう。
そして、仮タイトルは「ブログ投稿のトピックを選ぶプロセス」で、最終的なタイトルは「次のブログ投稿のためのしっかりしたトピックを選ぶ方法」になりました。
トピックから仮タイトル、そして最終タイトルへの思考の変化が見えますか?
仮タイトルが最終的なタイトルにならないこともありますが(これについては後で説明します)、それでも具体的なトピックに焦点を絞るのに十分な情報を提供してくれます。
これは、初めて記事を書く人が、検索ボリュームの多いトピック選びがちになってしまうところを、よりも具体的なものにするために役立つ方法です。
⑥記事のアウトライン作成
ブログ記事にはたくさんの情報が含まれることがあります。
読む人も書く人も、その情報量や長さに圧倒されないようにする工夫が必要です。
この工夫とは、情報を整理して、読みやすくすることです。情報の整理方法にはいくつかありますが、セクション(部分)、リスト、ヒントなどがあります。
どの方法を使うかは、トピックによって異なりますが、何はともあれ、きちんと整理することが大切です。
例えば、「スナップチャットの使い方:ハブスポットのスナップチャット戦略を詳しく見る」という投稿を見てみましょう。
この記事にはたくさんの内容が含まれているので、説明的な見出しを使っていくつかのセクションに分けられています。
主要なセクションは、さらに詳細に入るサブセクションに分かれており、内容を読みやすくしています。
このステップを完了するには、実際には投稿のアウトラインを作るだけです。
これにより、書き始める前に、どのポイントをカバーし、どの順番で行うかがわかります。
さらに、作業を簡単にするために、私たちの無料のブログ投稿テンプレートをダウンロードして使うこともできます。
これらは、最も一般的なブログの6つのために事前に整理されています。空白を埋めるだけです!
⑦魅力的な導入部を書く
ブログを読んでもらうには、まず読者の注意を引くことが大切です。
もし導入部の最初の数段落で読者が離脱してしまったら、二度と読んではくれません。
”二度と”は言い過ぎかもしれませんが、それぐらいの気持ちでいましょう。
情報過多の時代において、読者はせっかちです。
自分の欲しい情報ではないと思った瞬間に離脱してしまいます。
これを避けるために、いくつかの方法があります。
たとえば、共感を示したり、興味深い事実や統計で読者を引きつける方法です。
そのうえで、あなたの投稿の目的を説明し、それが読者が経験している問題にどのように対処するかを説明してください。
これにより、読者に続きを読む理由を与え、その記事が読者の疑問や課題をどう解決するのかを示すことができます。
例えば、以下のように危険を煽る方法もあります
「それは、すべての作家が知っていて恐れている、白紙の画面にカーソルが点滅する経験です。アマチュアでもプロでも、志望者でも経験者でも、これを経験しています。そして、導入部を書こうとするときに最も発生しがちです。」
このような導入部は、読者の注意を引き、彼らを記事に引き込むのに効果的です。
興味深い導入部を書くことで、読者が記事の残りの部分を読む動機付けを行う意識を身につけてください。
⑧アウトラインに肉付けする
さて、アウトラインやテンプレートができたら、次はその内容を実際に書いていきます。
アウトラインはガイドとして使い、必要に応じて各ポイントを詳しく書いていきます。
既に知っていることを書き、さらに必要なら追加のリサーチをして、情報や例、データを集めましょう。
外部の情報源を使うときは、適切な引用を忘れずに行うようにしてください。
正確で説得力のあるデータを使うように心がけてください。
文章をつなげるのが難しいと感じることがあるかもしれません。
多くの人にとって「流れ」を見つけるのは難しいことです。
幸いなことに、書き方を改善するのに役立つたくさんのツールがあります。
便利ツールも紹介しておきますね:
- パワーシソーラス:言葉に詰まったら?パワーシソーラスは、ライターのコミュニティからさまざまな代替語を提供するクラウドソーシングツールです。
- ゼンペン:集中できないときは、この無駄のない書き込みツールを試してみてください。ゼンペンは、最初はフォーマットに気を取られずに書き込める最小限の「ライティングゾーン」を作り出します。
- クリシェファインダー:書いている内容が少し陳腐に感じるかもしれませんね。この便利なクリシェツールを使って、もっと具体的になる方法を見つけましょう。
より具体的なアドバイスが必要な場合は、○○や○○が役立ちますよ。
⑨最初の投稿はできる限りの方法で宣伝する
記事が出来上がったら、最後に、駆け出しブロガーとして、SNSのフォロワーがまだ少ない場合のプロモーション戦略について学びましょう。
まず、「プロモーション戦略」とは何かを理解しましょう。
これは、SNSコンテンツをどのように作成し、投稿し、エンゲージメント(反応)を得るかについてのあなたの計画です。
SNSを活用して、あなたのコンテンツを共有するのに役立ちます。
しっかりとしたプロモーション戦略があれば、さまざまなチャネルからの読者に、あなたのブログを見つけてもらうことができます。
もちろん、駆け出しブロガーであれば、最初はSNSのフォロワーが少ないかもしれません。
でも心配しないでください。
フォロワーが少なくても、プロモーション戦略を作成することができます。
ブログ投稿のプロモーションに関するさらなるリソースについては、○○をご覧ください。
これらの記事は、あなたのブログ投稿をもっと多くの人に読んでもらうための役立つ情報を惜しげなく盛り込んでいますよ。
初めてのブログ記事アイデア
ここまで読んでくれた方に、感謝の気持ちを込めて、最初に書く記事の具体例を紹介します。
○○の専門家が解説する▲▲と■■の違い
例
- マーケティングの専門家が解説するSEMとSEOの違い
- 自動車整備士が解説する「セダンとクーペの違い
- パン作りのプロが解説する「焼く」と「焼く」の違い
○○に役立つ▲▲ベストorワースト10
例
- 小説執筆のためのライティングソフト・ベスト&ワースト10
- 見込み客を育てるCRMベスト10・ワースト10
- ニッチな活動】小説を書くためのライティングソフト10選
7つの○○よくある間違い(+正す方法)
例 ※数字は奇数がおすすめ。
- 8つのノンフィクションの書き方 よくある間違い(+直す方法)
- 8 サーモンの焼き方 よくある間違い(+直す方法)
- 8 車のメンテナンスでよくある間違い(+直す方法)
○○のための7つの実証済みのヒント
- キッチンのシンクの下の配管の問題をチェックするための9つの実証済みのヒント
- ノンフィクションのベストセラーを書くための9つの証明されたヒント
- DIYで車のメンテナンスをするための9つの証明されたヒント
私が○○から▲▲に乗り換えた理由(比較)
例
- 私たちがPipedriveからHubSpotに乗り換えた理由(比較)
- Microsoft WordからScrivenerに乗り換えた理由(比較)
- iMacからSurface Studioに乗り換えた理由(比較)
○○vs ▲▲: あなたに最適な■■は?
例
- Zendesk vs Freshcaller: コールソフトはどれが最適か?
- エアフライヤー vs コンベクションオーブン:あなたに最適なのはどちら?
- マツダ・ミアータ vs トヨタ・スープラ: スポーツカーはどちらがあなたに最適か?
○○のヒントとトリックの究極のラウンドアップ
例
- 小説執筆のヒントとトリックの究極のラウンドアップ
- 究極のマカロン作りのコツとヒント集
- 一人旅のヒントとコツの究極のラウンドアップ
さて、イメージは沸いたでしょうか。
選んだトピックと読者のニーズの比較を繰り返して記事を書きあげてみましょう。
トライ&エラーの繰り返しが何よりも大切です。
まとめ:良質なブログ記事とは何か?
良いブログ投稿は面白くて教育的です。
ブログは読者の疑問に答え、読者が抱えている問題を解決するのに役立つべきですが、それを面白い方法で行う必要があります。
ただ質問に答えるだけでは不十分です。
行動に移せるステップを提供しながら、同時に読者を引きつける必要があります。
たとえば、導入部は読者の興味を引き、投稿を最後まで読みたいと思わせるべきです。
その後、例を使って読者があなたの言っていることに興味を持ち続けるようにしましょう。
大事なのでもう一度言いますね。
「良いブログ投稿は読むのが面白く、読者に教育的な内容を提供するブログ」です。